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知に処する

老荘では“知の限界を心得る”という話が出て来ます。

人間社会に生きる上で、知識(知)というのは非常に対処の難しい問題なんです。

例えば整体と鍼灸、カイロプラクティックと、其々の立場で健康観は違うのです。

視点が違えば考え方も違う訳です。

ところが“如何にも私の理論が1番正しい”と言わんばかりの宣伝が有象無象であります。

違う視点の知識を学べば、当然そこには矛盾が生まれて来るものです。

食べ物でも健康のためには「米が良い」という人がいれば、「米は食べない」という人もいる。

何が正しいかを探し始めたら終わりはないのです。

整体は基本思想が老荘ですから、そういった知識に振り回される事を嫌うのです。

(私は特に考える事が嫌いですから)…(^◇^;)

そして最終的に「無心で処する」という姿勢を追い求めて行くのです。

学ぶ事は大切…ですが知識に振り回されない事は、もっと大切なのです。

今の常識では1つの知識の検証を、学びを深める事で確かめようとする傾向が強いと思います。

それも1つの対処法には違いありませんが、

これだけの情報が溢れた世界で、1人の人間が確かめられる情報の数は限界があるのです。

ネット検索も良いですが…そのネット情報の情報源までは手が回らない人が殆どだと思います。

今のままでは、どんなに頭の良い人だって情報という知識に振り回されて終わるでしょう。

知識に対処する姿勢を見直す時代に来ていると言えると思います。

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