鳩尾(きゅうび)というのはミゾオチの事です。
此処に衝撃があると呼吸困難になる場所です。
呼吸…つまりは鳩尾が緩んでいないと深い呼吸は出来ない。
しかしながら人間、疲れてくると鳩尾が下がって来ます。
具体的には「猫背」であります。
さて…ボクサーなどのスポーツをする人はクランチとか言って、
此処を集中的に鍛え上げて、鳩尾に衝撃を受けても平気なくらいになっている。
また其れが強さの証明みたいになっている。
しかしこんな所を固めてしまえば当然、深い呼吸は出来なくなるのです。
心泉整体では此処を固めている人ほど、癌などの大病や鬱などの精神疾患を患う人が多いと考えます。
マァ当たり前の話で癌の要素といえば“低酸素”がありますし、鬱も同様であります。
しかし少し呼吸が浅いくらい、どおって事ないのです!
でもその状態がズッと続いたら…
人間は強い負荷には直ぐに反応しますが、弱い負荷の場合は、
いつの間にか感じなくなるという性質があります。
どおって事ない小さな負荷でも24時間…365日…と続いていけば、
必ず何かの症状となって現れます。
その時になって原因を探そうとしても、感じなくなっている物が分かる道理はないのであります。
その感じなくなりやすい最初のバロメーターが鳩尾であります。
最近は「胸骨を上げる」と言っている人を見掛けましたが、
整体的には「鳩尾を上げる」方が肉体的にも精神的にも正しいと思います。



