人間は痛みを放っておくと、徐々に他の場所に痛みが伝播して行く傾向があります。
音無しくしているのに悪化して行く場合は、そんな傾向がある。
整体では基本、どんな状態でも患者を診れるつもりでいますが、
痛過ぎて痛過ぎて背筋も伸ばせず、
歩けず、立てず、うつ伏せも仰向けも出来ない…
という患者がやって来ました。
「疼痛緩和姿位」といって自分が痛くない姿勢から動かせない。
右股関節、右大腿四頭筋、右内転筋、右小臀筋辺りを「痛い痛い」と言って動かせない。
普通は背骨を読んだり、関節可動域を調べたりしながら「本当の原因」を探し出して行く。
しかし今回はそれが出来ない。
出来ないならば出来る事からやるだけなのです。
先ずは伸ばせない膝を伸ばせるように…
伸展できない股関節を伸ばせるように…
と筋肉を誘導して行く。
それだけに30分位掛かってしまった。
しかしうつ伏せも仰向けも出来るようになれば、
直ぐに真の原因が診てとれるようになる。
今回は胃腸でした。
大変なストレスを抱えていらっしゃるようで、
胃腸の不調が治らないまま、他の場所に伝播した形でした。
終わる頃には真っ直ぐ立って歩けるまでになりました。
しかし…改めて対処療法ではなく、原因療法が大切だと感じました。
でもマァ…痛みの原因が胃腸だとして、
その原因である人間関係まで如何にか出来る訳ではないですけどね〜



