誰でも経験のある事だと思いますが…
自分が常識だと思っている事が相手には非常識だったりする。
私の人生においても、そういう意味で有り得ない人というのがチラホラいました。
例えば嘘ではなく本当にいた人の話ですが…
「膝の場所が分からない」とか、
「つま先立ちの仕方が分からない」とか、
「腰の反らし方が分からない」など…
マァ…整体する時なら、かなり苛々する話だが、本人は本気で言っているのです。
つまり此方が馬鹿にされている訳ではないので、
怒ったところで仕方ないのであります。
そういう人について自分なりに考えてみました。
観察していると、そもそも着眼点とか注意点が違っているのが分かる。
要するに一面においては、
「考え方が違う=天才的な発想」
に繋がりやすいのだが、着眼点とか注意点があるという事は“盲点”も人並みにあるのです。
その盲点が「膝の場所が分からない」だったりするみたいです。
しかも一般とは着眼点がズレている訳ですから、
どうにか説明して体の動かし方を分かってもらっても、
次に当院に来る時には忘れていたりするのです。
何故なら着眼点が違うので、全く大切な事だと認識してくれないなからなのです。
同じ日本で同じ教育を受けて育ったとは思えない程に違うのです。
こういう人に対してdan先生は
「身体文化を失っている」と言っていますが、
本当にその通りだと思います。
芸術も学術も料理だって、細かく観察すると、
皆んな身体文化と関連している。
というよりむしろ身体文化から発生していると言えると思います。
しかし現代は身体文化を強烈な勢いで失いつつあるという話は現実なんだなぁ…
と実感しました。



